玄米
なぜ玄米なのか
マクロビオティックの食事の基本の考え方では、玄米食というものが食事の中心となってきます。では、いったいなぜマクロビオティックでは玄米が基本となってくるのでしょうか。
それは玄米というものが、中国古来の陰陽五行説からみたときに、中庸である食べ物に位置している、ということからなのです。この陰陽五行説というものは、何千年もの昔から伝わっている中国古来の哲学思想であり、これは東洋医学の中の基本となっているものです。
陰陽説というものは、世界のものは全てが陰と陽というものに分けていくことができ、そして五行説というものは、この世の中にある全ての事象の動きを、それぞれ木、そして火、土、または金、水といったような五つに分類し、相互にこれらが関連しあっているというものです。
そして、陰性であるエネルギーは遠心力が、そして陽性であるエネルギーは求心力があるとして、これは食べ物にもすべて陰陽のどちらかのエネルギーを宿しているのであるという考え方なのです。そして人間は、陰と陽のどちらともの性質を持っているという、中庸であるというように考えられています。
ですが、中庸なはずの人間であっても、食べるものが陰の方に片寄ってしまえば、体が陰性になりますし、陽に片寄ってしまうと体が陽性になります。これによって、体調不良であったり、肥満などといったような形になって表れるのです。ですから中庸を保つためにも、中庸である食物の玄米が主食になっており、一物全体と、そして身土不二という原則を守って、食べていくような必要があるのです。
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